新潟造船自転車部活動日誌

三井E&Sグループ、新潟造船株式会社の自転車部のブログです。自転車部を通して、会社の発展に貢献していきます。自転車部社員絶賛募集中です。

新潟造船自転車部の活動を綴っていきます

2021 JCRC第1戦 群馬サイクルスポーツセンター Mクラス(40代クラス)2位

渡邊です。

 

タイトルの通り、JCRCという市民レース団体の開催する大会に参加してきました。コロナ禍での開催の為、体調チェックシートや、検温、マスクの常時着用(レース中以外)を徹底した開催となっております。

 

実は初レースだったのがこの団体のレースでして、2010年の4月だったかな?ずいぶん遠い昔の話ですっかり忘れました。2011は東日本大震災でなかったはずだし、2012年かもしれません。この大会は、年間表彰もあるのですが、Xクラスというカテゴリーがあり、まず初めてこの団体の大会に参加する方は、ここで走り、脚力を認定してもらいます。強ければ上位カテゴリー、そうでなければ下位カテゴリー。

自分の脚力と同等の人たちとレースが出来るので、初心者にはうってつけの大会です。そこで今回新人の小沼君がXに出るという事で、じゃぁついでに引率としていくだけじゃつまらない、という事で、私もエントリーをしたのでした。

 

自分は実はSAクラスという、最上位クラスなのですが、最初はFでした。そこから6位までに入賞すると、一つランクが上がる、という事です。最後に参加したのは7年も前なのですがカテゴリーはそのままになっている為、SAでは当然完走なんて出来ない為、Mクラスという年代別のカテゴリーにしました。40代の元気なおじさんクラスです。

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ローラーにてアップ

アップを20分ローラーで行ないましたが、100Wでも130bpmと心拍が上がってしまいます。ちょっと上げたら簡単に170bpmなんて。標高が800mくらいあるので、少し空気が薄い影響があります。ローラー中にCカテゴリーに出走中の新開が走って居ますが、体調不良で途中棄権しました、残念です。

当日、常勝の方やSAクラスの方もいりまじり、10名でのレースとなりました。この時期の水上町にしては10度くらいの気温であり、半袖半パンで頑張って走ります。並んでる時はちょっと寒かったですが、走り始めると快適です、熱いと思うほうが力が出ません。

 

レースは4周、最初2回ある下りヘアピンが終わり、登る所まではオートバイ先導がついて抜いてはいけません。オートバイがいなくなってからリアルスタートです。いっきにペースが上がります、自分はとにかくどれだけ走れるかわからないので、様子見やアタックはせず、とにかく集団に残る走り方を心がけます。

 

今まで何周走ったかわからない群馬CSCなので、勝手知ったるもの。上げるべきところと、休めるところは十分にわかっています。周回数も一番多く走ったレースは144kmの24周です、それに比べたら-20周なので、あっという間。

思ってたよりペースは高くなく、人数も少ないせいか高速を維持できません。こうなると逆に登りでペースが上がるのですが、みんなおじさんなので無理はしないようです。驚いたことに難なくついていけます、1か月の付け焼刃が果たしてどこまでもつか。心拍は180bpmと、全盛期と変わらぬ心拍をたたき出していますが、まだ限界感はありません。

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集団前方に出た場合、頭を下げて省エネに徹します。

2周目、3周目と走り、斜行する人や、ちょっと意味が分からない走り方をする人もいて、少々危険ですが、人数が少ない為なんとかかわします。前で曳いてくれる人の顔が決まってきて、申し訳ないながら、自分は前に出たらすぐにおろさせてもらいます。そうこうしてるうちに7名、あと一人脱落すれば6位入賞出来ます。

 

こうなるとあと一周、なんとか耐え抜いてやろうとやる気が出ます。ペースも全盛期の頃は9分頭で走って居たこのコース、10分半程度とゆっくりとしたペースなので、落ち着いて走れます。やはり経験というのは何事にも代えがたい武器となりますね。

 

最終周回でペースアップするか?と思いましたが、みんな最後のスプリントに賭けているのか、あがりません。心臓破りの登りに入った時にアタックがかかり、三番手で登り切ります、これが危なかった。この後踏まれていたら千切れていたでしょう、完全にオールアウトでした。しかしこれで5名となり、なんとかこの集団についていけば5位です。緩んだペースに救われ、休んでいると、3番手、2番手のなり下りに突入。前の人がローテを要求せず、そのままペースアップしていってくれます。

これはこのままだと絶好の位置取りに。ホームストレートが見え、自分にも勝負権を残しつつ、前の人にもここまで頑張ったのだからすぐに見捨てない様、車間を切って、後ろからのスプリントに援護しようと思ったら、前の人が牽制を入れてしまい、3番手にいたであろう、今回優勝した常勝の方がキレッキレのスプリント。

 

これには反応する事が全くできず、自分もスプリント開始。良くて2着なので、後はもう前で踏み続けるだけ。精一杯踏んでいたら2着流れ込みできました。上出来すぎて何も言えません。終わった後はしばらく歩けませんでした。

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写真では先頭ですが、1着は既にゴール

今回は位置に恵まれた事、メンバーに恵まれた事によるもので、自分の力で取れた順位ではありません。私が集団を回せなくても実業団のレースのように文句を言われることなく、みなさんが進んでペースを作ってくれたこと。最終展開の場において、自分が今回一番先頭を曳くことが多かった方の後ろを回れたこと。

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表彰式は他レースに入賞者が出ているのでさみしい感じに(笑)

偶然の2着です、本当に強かったら自分から動いて、今回優勝した人のような攻撃が出来たはずです。優勝した人は強かった、自分もここまで走れて本当に満足です。応援してくれた仲間に感謝、今日送り出してくれた家族に感謝です。

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今日のデータとリザルトです。

ちなみに練習仲間のOさんが、Dクラス優勝、ここ最近一番強かったのですごい快挙です!小沼はXクラスなんとか先頭集団に居ましたが、最後に離れ14位でゴール。初レースにては上出来です。これから振り分けられたクラスで入賞を目指して。

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出し切ったけど、届かず残念。

レース後に食事して、解散。17時半に三浦に帰宅です。水上なので新潟の方が近いですよね。新潟本社の方からも、レースに参戦してくれる方がいたらいいなと思います。

 

ではまた。